2014/10/09

9月FOMC議事録(2014年)

9月16~17日に開催されたFOMCの議事録が発表されました。

  • 「相当な期間」という文言が間違って理解されていることを懸念。
  • ほとんどのメンバーが労働市場の著しい未活用があるとの見解を示した。
  • 2人のメンバーが長期インフレ期待は目標の2%を若干下回るだろうと指摘。
  • ガイダンスの変更はデータ次第との見方が大半。
  • 世界的な景気減速が米国の見通しへのリスクとなる。
  • ドル高は輸出と成長へのリスクと判断する。

発表後は、ドル高に対する懸念が示されたことでドルが売られました。また、米金利は低下し株価は一段高になるなどマーケットは大きく反応したようです。

9月FOMC後の声明では、マーケットの予想に反して「現在の低金利を相当な期間維持する」という文言を変えなかったわけですが、その「相当な期間」が間違って理解されていることを懸念し、あくまで経済指標のデータ次第ということを強調しているようですね。

FOMC声明発表時には、FOMCメンバーの予想の中央値による2015年末のFF金利誘導目標が1.125%から1.375%へ上方修正されたために、タカ派的な部分も指摘されていましたが、今回の議事録発表後は、ドル高のリスクや世界景気の減速による米国へのリスクに言及していて予想以上にハト派だったという声が強いようです。

利上げ時期について、あくまで経済指標のデータ次第ということになりますが、来年第1四半期~第2四半期あたりという予想から、来年9月以降にずれ込むのではという予想も出てきているようです。