2018/05/24

5月FOMC議事録(2018年)

5月1日~2日開催分のFOMC議事録が発表されました。

  • 一部の参加者は暫く物価上昇率は2%を超えると予想。
  • 多くの参加者は賃金上昇の圧力は引き続き緩やか。
  • 複数の参加者は物価の基調はほぼ変わらず。
  • 大半の参加者が速やかに次の利上げを行うことが適切と指摘。
  • 緩やかなインフレの行き過ぎは有用と認識。
  • 一部の参加者はインフレ期待がいくぶん低いままと警告。
  • 複数の参加者は速やかにフォワードガイダンスを改定することが適切と予想。

「大半の参加者が速やかに次の利上げを行うことが適切と指摘」とあり、これで6月FOMCでの利上げはほぼ確実だろうと思われます。

5月FOMC声明では、インフレ目標である+2%達成への自信とともに、「対称的な」という文言を入れることによって+2%を上回ることを容認することを示唆していました。

5月FOMC議事録でも「一部の参加者は暫く物価上昇率は2%を超えると予想」「緩やかなインフレの行き過ぎは有用と認識」と、インフレが+2%を超える可能性があり、行き過ぎてもそれは有用であるとの認識を示しました。

マーケットでは、インフレが+2%を超えても、緩やかなインフレの場合は利上げのペースが加速するわけではない可能性があるということを示唆しているととらえられているようです。