2018/08/02

7・8月FOMC声明(2018年)景気の強さを強調

7月31日~8月1日に開催されたFOMCの声明が発表されました。
政策金利は、市場予想通り1.75%~2.00%に据え置きでした。

  • FF金利の誘導目標のさらなる段階的な引き上げが、経済活動の持続的な拡大や労働市場の力強い状況、中期的に対称的な目標である2%に近いインフレと一致すると予想。
  • 経済見通しへのリスクはおおむね均衡。
  • FF金利の目標誘導レンジの将来的な調整のタイミングや規模について、最大雇用の目標と対称的な2%のインフレ目標との比較で経済状況の実績と見通しを評価。
  • この評価は労働市場の指標やインフレ圧力・期待の指標、金融・国際情勢に関する見解を含む幅広い情報を考慮。
  • 前年比ベースのインフレと食料・エネルギーを除くインフレは2%に近いまま。
  • 長期的なインフレは概ねほとんど変わっていない。
  • 労働市場が引き続き強く、経済活動が強い速度で上昇していることを示している。
  • ここ数カ月で雇用の伸びは平均して強く、失業率は低いまま。
  • 家計支出と設備投資は引き続き堅調に伸びている。
  • 政策を全会一致で決定。

今回のFOMCはFRB議長会見もなく、金利据え置き予想がほとんどだったので、市場予想通りの結果でした。

6月のFOMC声明とそれほど変わっていないのですが、「労働市場が引き続き強く、経済活動が強い速度で上昇していることを示している」「ここ数カ月で雇用の伸びは平均して強く、失業率は低いまま」「家計支出と設備投資は引き続き堅調に伸びている」などと景気の強さを示す文言が並び、引き続き景気の好調さを強調する内容でした。特に「経済活動が強い速度で上昇している」と、強い速度でという強調が、景気の強さを示唆しているという見方があるようです。

年内はあと2回の利上げが6月FOMCでのドットチャートから示唆されていますが、パウエルFRB議長の記者会見のある9月と12月のFOMCで利上げされるのではという予想に変化はないようです。

トランプ大統領は、高金利への反対を表明しましたが、パウエルFRB議長はFOMCの独立性を守るとの認識がマーケットでは強く、予想通り粛々と利上げされるという見方が多いようです。

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